つげ 千手観音 三尊 厨子

精緻な細工が見事な開運祈願の縁起物

慈愛に満ちた千手観音様の三開仏。
千手観音（せんじゅかんのん）は、仏教における信仰対象である菩薩の一つで、千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表わしています。
梵名は「サハスラブジャ・アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラ」。 「サハスラブジャ」とは「千の手」の意味を持っています。 左手に持っているのは宝戟（ほうげき）。先端が3つに分かれた武器の事です。 右手に持っているのは錫杖（しゃくじょう）。上方に輪をいくつも付けてあり、これを持って歩くと輪が音を発するものの事です。 蓮の花の上に座しておられる「千の手」が見事です。 見ているだけで穏やかな気持ちになれます。
千手観音を守るように左右に居る脇侍は千手観音に向かって右側が「増長天（ぞうちょうてん）」、向かって左側が「武財神（ぶざいじん）」となります。
・増長天―四天王の一尊で南方を護る守護神。五穀豊穣を司り、その超人的な成長力で仏教を守護する。
・武財神―三国志で有名な屈強な戦士「関羽」のこと。義理人情にも厚く、計算が早かった事から商売繁盛の神様としても崇められている。
千手観音様の見事な厨子を、玄関や神棚などにお飾りいただき、家内安全や災厄除けの開運縁起物として、また吉祥を願うプレゼントとしてもお勧め致します。
内面の精緻な彫刻は一見の価値ありです！
[サイズ]
（閉じた状態）直径約5×高さ10.5cm
（開いた状態）幅約13×奥行き4.5×高さ10.5cm
天然木（つげ）製
※画像の花台は付属しておりません。
【ご注意！】
天然木を使用している為、木目や色などの風合いは全て異なります。また、つげ特有の木から出る油分が汚れやシミのように見えますが、天然木特有のものですので、不良品ではございません。また、中央部と左右の扉部の部材は別々のつげを使用している為、閉じた状態で木目は揃いません。予めご了承下さいませ。